本記事は Microsoft Azure Techのカレンダー | Advent Calendar 2022 - Qiita の 2 日目の記事です。

概要

私の Microsoft Graph PowerShell を使用した開発をするときの流れを書きます。

普段 Azure AD のサポートをしている都合上、Azure AD の操作をするためのスクリプトを開発することを考えます。

個人の見解です。

想定読者

Azure AD に関する操作を Azure portal からではなくスクリプトでやりたいけども、腰が重い人。

背景

Azure AD のサポートをしていますが、「○○ をするような PowerShell スクリプトを作成することは可能でしょうか?」というお問い合わせを多くいただきます。

お問い合わせをいただくものの、Azure のサポートでは基本的には開発支援は非対応ですので、最終的にはお客様での PowerShell スクリプトの開発が必要です。

参考: 『Azure AD サポートが提供する [ご支援に関する Q&A] | Japan Azure Identity Support Blog (jpazureid.github.io)

Q. サポートでは対応できない問い合わせの具体例を教えてください。 略) (例) API や PowerShell スクリプトの提供 サポートの支援は開発、運用の請負を請け負うことはできませんので、基本的にはスクリプトなどの提供はできません。過去事例などからスクリプトを提供できる場合であっても、あくまでサンプルスクリプトとして提供します。

私自身、普段サポートをする中で、Microsoft Graph PowerShell を使用したスクリプトを書くことが多々ありますので、その時にどういった流れで進めているかを書いていきます。

事前準備

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